広告に見る「Disease mongering」
--- 2006年11月25日
以前、「みずもり亭日誌」で、「Disease mongering」という言葉が、英語圏のジャーナリズムやアカデミズムではかなり話題になっていて、国際会議まで開かれている、と書いた。
以前、「みずもり亭日誌」で、「Disease mongering」という言葉が、英語圏のジャーナリズムやアカデミズムではかなり話題になっていて、国際会議まで開かれている、と書いた。
白金高輪の駅から「桜田通り」に沿って明治学院大学に向かって歩いていくと、途中で、「目黒通り」との三叉路があり、そこに、“謎の三角地帯”(と僕が勝手に呼んでいる場所)がある。
僕は今年夏、自分の非才を省みず、スイスで開かれた国際学会で、「卵子提供と権力Egg donation and the power」というタイトルのプレゼンテーションを行なった。
オランダといえば、多くのアーティストを輩出した美術大国だが、今年はちょうどレンブラント生誕400年で、ライデンでもアムステルダムでも、どこに行ってもレンブラントだらけだった。
アメリカでは、中間選挙において幹細胞研究をめぐる議論がヒートアップしたようだが、イギリスのBBCニュースは、11月9日付、つまり中間選挙から2日後に、この問題を冷静に考えるためにヒントになりそうな情報を含む分析記事を載せている。
これも周知のことだが、カリフォルニアは、いくつかの関連企業が本社を置いていることなどもあって、幹細胞研究が推進されてきた州である。
今週7日(火)のアメリカの中間選挙では、民主党がかなりの勝利をおさめた。このことは同国におけるES細胞研究の動向に大きな影響を与える可能性がある。周知の通り、アメリカのブッシュ政権は、ES細胞研究に連邦予算を使うことを厳しく制限してきた。しかし今回の結果がその状況を変えるかもしれない。
地獄を思わせる谷間から見える海を目指して、岩壁に彫り込まれた階段をゆっくりと下りると、都会であわただしい日々を送る者にとっては、天国にも等しい場所がある。
いま読むと若気の至りとしか見えない拙著『人体バイオテクノロジー』(宝島社新書)で、少しだけ反響のあったことの1つとして、ES細胞から分化させた細胞を患者に移植すると、それが腫瘍化する可能性について触れた部分がある。
ナノテクノロジーのリスクについての原稿を書き終えたばかりなのだが、アメリカでは、国家研究評議会の分科会が『サイズの問題』という報告書をまとめたらしい。