「JC-Nex!」第4回
「ジャーナリスト養成コース」履修生が中心となって行われるネットラジオ。
第4回はゲストスピーカーに清板晃平氏を迎え、「湖沼漁業における外来魚駆除事業の現状と課題」をテーマに取り上げた。外来生物というものがどのように捉えられてきたのか、その歴史的変化を中心に、人間と自然との関わりについて考察していく。ブラックバスに魅せられた釣り少年の心を覗かせる。収録は清板氏が在籍する東京海洋大学で行われた。
(2007年8月9日収録)

(写真提供 清板晃平氏)
参加メンバー
・清板晃平(東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科 海洋環境保全学専攻)
・杉山祐樹
・白本俊樹
・山下祐司
◆第4回を視聴
◇第4回 chapter 1
——「釣って良し、食って良し(赤星鉄馬)――ブラックバスは悪者か!?」
戦後米軍人が釣りをする姿に憧れた――欧米化の波に晒され、高度成長期~バブル期に起こった空前の釣りブーム。そこで浮上してきた外来魚問題とは? 霞ヶ浦では70年代後半から漁獲量の低下が続いているという。見えにくいもの(過去の人為的開発と現在進行形の環境改変)ではなく、見えるもの(外来魚とその駆除)に対して環境保全・改善の目をあえて限定していることに疑問を投げかける。
ブラックバス(wikipedia)
外来生物法(環境省)
ニッチ(wikipedia)
霞ヶ浦(wikipedia)
◇第4回 chapter 2
——「生身のかかわりが必要だ(鬼頭秀一)――釣りも自然へのかかわり方の一つ」
前半に引き続き、日本最大の面積を誇る琵琶湖について。水草の異常繁殖により95%が外来魚で占められている琵琶湖南湖では、実質、外来魚駆除漁しかできない現状にある。単に駆除すればいいという問題ではない。淡水魚食文化の衰退、高齢化…外来魚がいなくなったときに果たして漁業は続けられるのか?――そもそもブラックバス釣って何が楽しいの? 杉山のイタいコメントを受け、最後は清板氏の「釣り論」を展開、忘れ去られていた釣りの原点を思い起こさせる。
琵琶湖(wikipedia)
映画『ダーウィンの悪夢』



